2018年5月26日土曜日

電力効率最適化のチューニング(メモリクロック編)

今まで、電力効率最適化のチューニングでは、PowerLimitやTempLimitを下げて調整していたのですが、MemoryClockを下げるとどうなるのか試してみました。

私の予想では、ハッシュレートが下がって消費電力が下がるのかと思っていましたが、実際には消費電力は変わらず、わずかですがハッシュレートが上がりました。

【測定環境】
GPU: ASUS PH-GTX1060-3G
ccminer: KlausT-8.21-mod-r11
【MemoryClock変更前】
PowerLimit: 50%
TempLimit: 60度
Memory Clock: 0
ハッシュレート: 17.5MHash/s
 【MemoryClock変更後】
PowerLimit: 50%
TempLimit: 60度
Memory Clock: -502
ハッシュレート: 18.8MHash/s
マイニングでは、GPUのメモリの使い方がそれほどシビアでないので、MemoryClockを下げてもハッシュレートが変わらない一方、メモリ分の消費電力が減って、その分コアクロックが上がってハッシュレートが増えているっぽいです。

同じ消費電力で採掘量が増えるので、ぜひお試しください。

0 件のコメント:

コメントを投稿