2018年11月15日木曜日

nvidia-smiでGPUの状態を確認する

以前、「Linuxでモナーコインをマイニングする(チューニング編1)」で紹介したnvidia-smiですが、設定だけでなく、GPUの状態を詳しく調べるのにも使えます。
使い方は簡単で、コマンドラインから以下のように対応するだけです。
nvidia-smi --query
複数のGPUがある場合などは、XML形式で出力した方が扱い易いです。
nvidia-smi --query -x
で出力されるXMLに対してxmllintを使うことで、お目当ての情報を簡単に取り出すことができます。

nvidia-smiで確認できる主な情報は、
  • GPUの消費電力
  • GPUのPowerLimit
  • GPUの温度
  • GPUファンのスピード
  • GPUメモリの使用量
などです。

cronで一定間隔ごとにnvidia-smiを実行して、「GPUの温度が閾値を超えたらシステム全体をシャットダウンさせる」のようなことも実現可能です。

消費電力や温度などの情報とともに、ccminerの出力をparseしてハッシュレートを取得し、ウェブサーバに渡すような仕組みを作れば、ダッシュボードが作れますよ。

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